先輩社員の力

社会人になって10年以上経つが、自分よりも歳下でも優秀だと感じる人もいれば、自分より歳上でも、本当に先輩なのか?と思ってしまう人もいる。

先輩と言える人は、自分よりも仕事の経験年数は長いのは間違いない。その先輩は、過去に様々な経験をしてきている。その中には、成功体験もあれば、たくさんの失敗の経験もある。私が思うに、先輩社員の強みは失敗の量だと思う。

失敗をすると、自分の行動を振り返ることにつながり、次のチャレンジに繋がっていく。過去に失敗すると、同じようなパターンになるのではないかという危機意識が働く。そこで、その危機意識を生かして、同じ失敗を繰り返さないように行動するようになる。

新人は、なにもわからないから思い切って仕事ができる。失敗の経験が明らかに少ないため、失敗を積み重ねていく。だからこそ、先輩社員の声に耳を傾けるべきなのだ。その先輩の経験は様々な失敗が詰まっている。その失敗から導き出しているのが、今も言動なのだ。新人は、早く成長したいと思ったら、多くの失敗をして、それを振り返り行動に移している先輩を見つけると良い。