経験と気づき

昨日、上司からこの職場は、気の回らない人が多いと嘆き、愚痴を聞いた。確かに私も今の職場になり、その上司と同じ感覚になったことは何度もある。そのため、その上司の気持ちはよくわかる。

上司がそう思う理由の一つとして、職場は若手が多く、経験値が不足しているため、身につけるべき視点が身についていないことがあげられる。経験していなければ、気づきは得られない。

若手がセンスや能力があっても、成長できる環境でなければ、伸びにくい。周りに見本となる先輩社員が少ないことで、そういった気づきの感覚は身につきにくいのだろう。

後輩からしたら細かいと感じることでも、それを適当にやって失敗した事例を知っているから、うるさく言ったほうがいいと思うのだ。

だから、後輩からしたら別に良いじゃんと思い、硬い先輩と思われてしまうのだ。なかなか難しいことだが、まずは自分の仕事をしっかりやって信頼関係を築くことが大切だ。そして、お互いの気持ちを理解しようとする姿勢ももって仕事に励むべきだ。