一流の選手

目の前のことをコツコツ続けることが成功の秘訣と聞くことが多い。それは、ゴルフというスポーツにおいても言えるそうだ。絶不調のとき、一つのパターパットがとても大切らしい。そのパットを集中して臨めるか、それとも諦めて適当に臨むか。その後の成果は大きく異なる。

かなり厳しい状況でも諦めずに、パターパットに神経を集中し、それを確実にしずめる。その後、調子を取り戻し、スコアを上げていき優勝までしてしまうような話は多い。普通の神経をしていれば、現段階で遅れを取っているのだから上を目指すことは辞める。しかし、一流の選手は、目の前のことに全力で取り組むのだ。

一流の選手は、プレーだけではなく、人間力も求められる。子供が自由にゴルフができている状況は当たり前ではない。ゴルフには、高額な道具代と施設利用代がかかる。そのため、子供には、ゴルフができる環境に感謝することを教えてあげなければならない。

あるゴルフ選手は、40歳を過ぎたころに、今までプロとしてやってこれたことは周りの方々のおかげだとつくづく感じたそうだ。そこで、お世話になっているスポンサーや管理人に感謝の手紙を書くようになった。

一流の選手は一流の行動をして、一流の人がよってくる。そしてさらに上を目指せるようになる。そのための第一歩として、目の前のことに集中し、周りの人への感謝から始めたいところだ。