中田敦彦のyou tube大学で才能の見つけ方という本が紹介されていた。いつもわかりやすく、そして面白く、ためになる授業をしてくれるあっちゃんに感謝している。
多くの自己啓発本では、自分の才能を発見し、生かすためには、自分の得意なことを見つけるとか、自分の好きなことに目を向けることがありがちだ。
しかし、今回の内容は、そんな単純なものではなかった。才能の見つけ方には、いくつかの手順がある。まず、自分を客観的に見るべきだという。できれば自分の所属する集団の中で自分のできることと、できないことを把握する。
自分の所属する集団の中で、評価されている人を見つける。その人はなぜその集団で評価されているのか、評価基準を把握する。
その集団において必要とされている部分(穴)を見つける。その集団で評価されるポイントを踏まえて、その穴の部分で頑張り、活躍をする。そうすると、周りから自然と評価されるようになるのだ。
寿司職人が毎日素振りを100回しても、仕事にはほとんど生かされない。適切な場所で適切な努力をしていくことが必要なのだ。人は万能である必要はない。その集団での自分の適切な役割を見つけ、それを果たすことができるかどうかが大事なのだ。
いずれにしても、自分と周りを客観的に見る力と、自分の信念を持つことはとても大切だ。
