便利になった世の中に思うこと

昨今、急速に科学が発達したことにより、生活はより便利になっている。財布を忘れたとしても、スマホ一つで一日ほぼ何も問題なく生活することができる。AIが発達して、無人のコンビニもでき始めている。店内にカメラとセンサーをつけることにより、スマホをかざすだけで会計が終わるという。

福岡のスーパーなどでも、お店のスマートフォンでお客さん自らが商品のバーコードを読み込むことで、レジに並ぶ必要なく、簡単に会計ができてしまう仕組みを取り入れるようになっている。

ウーバーイーツは、配達員を人ではなく、ロボットに任せるようになってきている。先日、道路交通法の改正により、ロボットが公道を走ることが認められるようになった。それ以外にも科学の進歩により、便利になったことは数えきれないほどある。しかし、文明の発達により、人とのコミュニケーションが不足するようになったとも言われている。

昔は、嫌でも人とかかわらなければいけなかった。今では、自分の関わりたい人やコミュニティだけ関われば良くなってきている。関わる人を自分で選べるような世の中になってきた。

自分に裁量権があること。これは自由に生きるために必要なことだ。人との関わりを持ちたければ、自分からそういう機会を持てばいいだけの話なのだ。便利になったことは大きな可能性を秘めている。人との関係を忘れずに、便利さに飲み込まれないように生きていきたい。