いじめの認知件数について

いじめの認知件数が上がっているようだ。よくよく話を聞いてみると、一生懸命いじめの調査を行っているから、認知件数が上がっているのだという。もともといじめはたくさんあって、その実態が単純に明るみにでたからこの結果となったのだろう。

最近はスマートフォンの普及により、SNSでのトラブルが絶えない。大人であってもヤフコメなどで、悪質なコメントが後を立たず、制限されるようになってきた。Xやインスタなども、とても便利で魅力的なツールだが、トラブルに発展しやすい。

大人側は、そんなトラブルを未然に防ぎたい思いもあり、SNSを使うなと言いたいが、SNSを制限するような時代でもないので、いかにしてトラブルを予防していくか考えていかなければならない。

最近、暴力事件を起こす生徒は減ってきているようだ。どちらかといえば、SNSでの悪口など陰湿なものが多い。当然学校内でも、あからさまないじめ行為はあるだろうが、先生によってはそれに気付けない人も多い。

先生になる人は、これまでの人生で真面目に生きてきた人がほとんどだ。だから、いじめる人の気持ちに立てなかったり、そもそもそういったことに関わりたくないという人もいる。教科の指導はできるが、人間教育ができない先生も多数いる。

おかしい人はどの組織にも存在する。大切なのは、管理職がそれを見抜いて、適材適所の人事を行うことだ。どうしても難しい場合には、チームで解決できるような組織を作り上げていけばいい。

いじめなどくだらないことに時間をかけずに、本当にやりたいことに時間をかけていきたいものだ。