社会的弱者に対して

社会的弱者とは、社会的に不利に置かれている状況にいる人達を指す。例えば、年齢、人種、所得、ジェンダーなどがあげられる。

特に、所得の部分で、自分は社会的弱者だと感じてしまう人が多いのではないだろうか。ニートであった場合、所得が低く、社会貢献ができているとは言えない。だから、余計に自己否定に陥ってしまう人が多い。もちろん、楽しく自分のやりたいことができているニートもいるが、世の中を否定的に見ている人が多いのではないだろうか。

ニートが自分を否定する傾向にあるのは、SNSなどが発達して、情報が可視化されるようになったことも大きい。リゾートで豪遊したりするなど、プライベートが充実している人達の情報を知ることにより、比較をしてしまうのだ。

今までは、芸能人など自分たちとは異なる世界に住む人達のリア充ぶりは他人事に思えたかもしれないが、自分の身近な人達のリア充ぶりは、こたえる。

今更、情報を遮断することは無理だ。他人を知ることは自分の状況を客観的に見るには良いかもしれない。しかし、大切なのは自分自身の人生がどうなのかだ。他人のことは関係ない。自分の幸せにフォーカスできる人が、幸せの土台を築けているということだと思う。