嫌われる覚悟

人から嫌われたいという人はいないだろう。しかし、仕事をしていく上で、どうしても厳しく言わなければならないことはある。伝え方によっては相手を傷つけたりしてしまうこともある。余裕のないときだと、余計に言い方がきつくなり、後になって後悔することも多い。

そのため、上の立場、リーダーのポジションにつくことはできれば避けたい。どうしても言いたくないことを言わなければならない機会があり、その瞬間が一番つらい。私はそのポジションに適性がないと感じるが、組織における経験や年齢的なことを考慮して、自分に回ってくることは仕方なくも感じる。

人から嫌われたくないからといって、発言を控えることは良くない。なぜなら、そのポジションにおける役割を放棄しているとみなされるからだ。リーダーにはリーダーの役割があり、それをしなければ、役割を果たしていない、仕事をしていないと思われる。

組織はそれぞれのポジションと役割がある。それぞれの役割をしっかりと果たすからこそ組織は回る。その責任をしっかり自覚して、嫌われる覚悟をもって仕事に励むしかない。