ユダヤ人から学ぶこと

ユダヤ人は世界の人口の割合でいくと、0.2%しかいないにも関わらず、ノーベル賞受賞者は20%もいるという。ユダヤ人は、学術的なことだけでなく、経営者や、芸術家も大きな成功を収めている人が多い。

ユダヤ人は過去の歴史でみると、迫害されてきた。キリスト教はお金を利子をつけて貸し出してはいけないという考えがあったため、金融業はユダヤ人がつくようになったといわれている。血統が良いとかそういうわけでなく、自分たちのできる最善のことをしてきた人達が多いのだろう。

日本の経営者や政治家は既得権益を守ろうとする。しかし、自分以外のものに関しては、あっという間に失われることが真理である。だからこそ、勉強したり、自分を磨いたりする必要がある。そういう考えができる人がユダヤ人に多いのではないだろうか。

教育においても、ユダヤ人は子供にタルムードを読み聞かせて、マネーリテラシーを高めることを行っている家庭が多い。家族の会話でも、人間とはえはどちらが偉いのかというお題を出したとする。こどもが人間と答える。すると、ではなぜ人間ははえを捕まえることができないのかと聞く。そこから、はえの生態や科学などに話が派生していくという。

一つの話題から、様々な分野の話をするようになる。また、子供のやりたいことを思いっきりやらせるという。そこでの失敗から学べることはとても大きい。ユダヤ人から学べることはたくさんありそうだ。