となりの億万長者から学ぶこと

となりの億万長者という本を読んだ。億万長者は、大金を稼ぐことはもちろんだが、お金の管理ができることが条件であるという。アメリカは消費大国であり、稼いだ分は全て使ってしまう人が多いそうだ。そのため、仕事を引退した後にお金に苦労する人も多いという。

億万長者は、親がお金持ちだからその資産を引き継いでお金持ちになった人は少ない。多くは、事業家や経営者で仕事を成功させて、成り上がった人が多い。子供の頃に、お金が欲しいとか、成功したいといった感情が大きなエネルギーになる。

億万長者の特徴として、決して勉強が特別できるわけでもないようだ。ただ、自分の得意分野で勝負している人が多く、そこに多くの時間と労力をかけて、人一倍努力しているようだ。

買い物の仕方も面白い。中古車を購入する億万長者は意外に多いという。特に、新車ではなく、3年過ぎたあたりを狙うという。車は1年で価値が大きく下落する。そのため、減価償却したときに、3年目が最も安い尚且つ、新しいと判断するのだそうだ。

人は、見栄を張って生きている。その見栄を捨てて、価値と必要性をしっかりと見極めてお買い物ができる力も、億万長者になる条件なのだと、学ばせてもらった。