良いアドバイスとは

先日、管理職との面談で夏はとても忙しかったと話した。別に忙しかったアピールをしたかったわけではなく、忙しかったかと聞かれたのでそう答えた。それに対して、当たり前のアドバイスをしてきた。

その内容は、忙しいなら周りの職員に声をかけて役割を担ってもらうべきだというものであった。そんなのすでにやっており、それをやっても回らないから、辛かったのに全くこちらの状況を理解していないと感じた。

管理職は全て完璧に状況を把握しているわけではないと思う。当然、やってきたことに専門性があり、苦手な分野もあるだろう。しかし、苦手な分野や知らない分野は、いろいろ周りから聞いて学ぶ姿勢が必要だと思う。

正直、何もわかっていない人から、当たり前のアドバイスをされても何も響かない。早く面談が終わらないかなと思ったくらいである。

管理職にもプライドがある。過去に面談で強く主張して、管理職の考えを否定したこともある。言っても無駄なことは言わないように決めた。本当に大事なときに、それをとっておこうと思っている。

良いアドバイスとは、相手の状況をよく理解しているということがとても大切なのだろう。これができなければ、相談する方もまともに話してくれないと学ぶことができた。