管理職の役割

管理職は部下の意見を聞きながら、より良いチームを作ることが求められる。だから、管理職が社員の意見を聞かずに、あれをしろ、これをやれと言うのはあまり好ましくない。

私の職場で、今年から転勤してきて管理職になった人がいる。何度初めに、社員と面談をすることになっているのだが、そこで社員たちにボロカス言うようだ。

私はそこまで言われなかったが、仕事ができないことに対して、『それって甘えなんじゃないの?』と言ったそうだ。それ以外の人からも、面談で不快な気持ちになったと訴える人が多数いた。

チームのトップに立つ人というのは、そのチームのメンバーと信頼関係を築くことが大切だと考える。この管理職は、最初からメンバーから信頼を得ることに失敗した。

私個人の意見では、部下に色々意見を言うことは悪くない。むしろ、上の立場の人だからできることである。しかし、転勤して来てすぐに、畑の違うところから来たにも関わらず、実態を把握せずに様々な要求をすることが残念でならない。

はっきり言ってうちのやり方がある中で、その管理職の基準で求められても上手くいくわけがないのだ。

問題なのは、色んなことを変えようとしていることだ。様々な要求に周りの社員は答えようとしているが、それは、変えることのメリットだけでなく、しっかりとデメリットも考慮しなくてはならないのだ。

新しいことにチャレンジすることは悪くない。歓迎だ。しかし、それが独りよがりのものであったり、みんなが理解していない中でやることが危険なのだ。

管理職とどう付き合っていくか考え続けている。