飲食業界

20年近く飲食業界で働いてた兄がいる。その兄が今の飲食業界について語ってくれた。地元が福島県郡山市なのだが、そこで飲み屋の経営が厳しくなってきているという。

若者の数が減っているだけでなく、若者がお酒を飲みに街に出歩かなくなり、飲みに行ったとしてもあまりお金を使ってくれないという。

正直、コロナが落ち着いてきて、利益率の高い居酒屋は良い商売になるのではないかと思っていたが、どうやら違うらしい。

居酒屋も儲かっているところはある。しかし、コスパを売りにしているお店は、ある程度の集客が見込めなければ、経営は厳しい。

兄の勤めていた会社は、居酒屋を辞めて、新しくラーメン屋やレストランに業態を変えていった。それがうまくはまっているそうだ。

意外にもそこのラーメン屋やレストランでは、お酒を出さないそうだ。理由は、お酒を飲んだ客を嫌がるお客さんが出てきて、客層が変わってしまうことになるかららしい。

時代と共に、人の価値観が変わり、会社も変わっていく。この変化に気づく力がより大切になってきたと感じた。