利益至上主義からの脱却

ビッグモーターの不正が組織ぐるみで行われた疑惑が世間をざわつかせている。ビッグモーターは、利益至上主義で、結果を残さなければ、管理職から厳しい叱責を受けたり、左遷させられたりするそうだ。

そんな世の中でも、ゆるく商売をしている人達がいる。お店を出そうと思ったときに、自分は毎月いくら稼げば良いのか考えたそうだ。家賃が7万、食費が4万、光熱費が2万、交際費が4万…合わせて25万円必要だと想定する。それを12ヶ月かかると年に300万円の収入があれば生活できる計算になる。

飲食店の人件費は、売上の30%と言われる。アルバイトを雇わずに自分一人で経営すると、年間で1000万円の売上があれば食べていける計算になる。一月で83万円の売上を目指せば、ゆるく長く生活することができるのだ。

この考えを実践している人の話を聞いて、驚いた。お店を開業して一年で半分が潰れる。3年以内に80%のお店がなくなると言われている。

自分の軸を明確にして、なんとなくではなく、はっきり目標額を決めて、それを達成できるようにコツコツと行動することが大切なようだ。ただ、目標以上はやらなくていい。自分の首をしめることになるからだ。