飲食業界の変化

最近、飲食業界が大きな変化を起こしているという。少子高齢化が進み、市場に働き手が不足するニュースは多いが、それが飲食業界にも来ているという。飲食業界のような第三次産業は、就職希望者が少なく、余計に人集めが大変だという。

話を聞いたところは、伝統的な良い値段のする日本料理店である。そこの客層が外国人に染まってきているという。しかも、良い値段のするコースを注文し、売上は上がっているという。

外国人はほとんどが観光客で、数ヶ月前から予約が入り、日本人がいざ還暦のお祝いなどでそのお店に行こうと思っても、予約で一杯で入らない事態が起こっているという。

外国人は豊かになってきており、円安も進み、日本のものは相対的に安くなっている。だから、これからも外国人のお客さんは増えていくことになるだろうと言っていた。日本人が、日本食を食べられなくなる日が来ると思うとゾッとした。

そのお店の課題は働き手が不足しているという点であった。お客さんも入り、売り上げも上がっている。しかし、問題の調理する人や、ホールで働く人がいないというのだ。

これは、この店舗だけの問題ではない気がする。これからも、日本でこういう事例を多く聞くことになっていくだろう。なんとかならないものかと考えるが、なかなか難しそうだ。