安芸高田市長の戦略

安芸高田市長の石丸さんは、市議会議員と揉めて全国ニュースで取り上げられるまでになった。意外にも、若者はその戦いが面白いと言い、SNSで注目を集めている。石丸さんは、議会の中で、居眠りをしたり、発言をしない人を責め立てた。

その発言の中で「恥を知れ。恥を!」というワードがニュースなどでも取り上げられていた。とても過激な人なのかと思っていたら、ニュース番組での様子を見ているととても落ち着いていて、過激な発言は一つの戦略なのだと感じた。

市長は、議会の承認を得ないと物事を前に進めることができないらしい。そのため、過激な発言は、世論を大きく味方につけることもできるが、議員の機嫌を損ねることにつながる。世論から支持を得ているが、地元の議員達からは嫌われている石丸市長の今後に注目したい。

今回のニュースから、今後もSNSで政治家か大きく取り上げられるようになる可能性は大きい。今の固定化した、既得権益にまみれた政治家達を変えることができるのもSNSなのではないだろうか。

過激な発言が良いとは限らない。ただ、それによって政治に興味を持ってくれる人が増えるのは事実だ。SNSに可能性を感じたニュースだった。