ラグジュアリー

ラグジュアリーとは、贅沢や高級と訳すことができるが、夢と解釈することができるという。夢は、認知度ー普及度で計算できるそうだ。

例えば、ルイヴィトンのバッグはまさに、ラグジュアリーである。高級であるのはもちろんのこと誰もが知っているブランド品だ。品質は一流なのだが、特別な機能性があるわけではなく、ルイヴィトンのブランド品だから、あそこまで高い値がついている。

ルイヴィトンは、デパートの一階に店舗を置いていることが多い。そこで、買い物をする人はいるが、ほとんどの人は素通りしてしまう。では、なぜ、ルイヴィトンの店舗をデパートの一階の高いところに出店するのか。それは、認知度を高めるためなのだ。一般の人に広く知ってもらうことで、認知度を高め、ブランドの価値を高め、ラグジュアリー感を出すことが目的なのだ。

この考え方は、他の商売においても活用することができるのではないか。私の知り合いがある車の販売店の話をしていた。そのお店は、三菱のデリカをカスタムして販売している。その一車種に絞って経営が成り立っているのだ。顧客は、富裕層であり、デリカをカスタムすることで、希少性を高め、SNSを用いて認知度を高めている。今は、県外からのお客さんも多く、とても儲かっているということだ。

商売とは、根性とかではなく、考え方や方針がとても大切だと感じさせてくれる。