カイジから学べること

最近、カイジというアニメにハマっている。カイジは20代でコンビニでアルバイトをしていて、周りの店員とうまくコミュニケーションがとれず、ぐうたらな日々を送っていた。日頃のストレスから高級車のエンブレムを盗んだり、タイヤを傷つけたりしていた。

友人が遠藤金融という闇金からお金を借りていて、カイジはその保証人になってしまった。しかし、その友人はとんでしまい、保証人であるカイジのもとにお金が請求されることになる。コンビニ店員のカイジには、複利で増える借金を返すことは難しいと悟る。

そこで、帝愛グループが主催するクルーズ船に乗ることによって、ギャンブルで一攫千金を狙うことにする。そのクルーズ船に足を踏み入れることから、カイジのギャンブル人生が始まる。

基本的にこの話に出てくる人達は、だらしなく、ダメ人間が多い。目先のことしか考えられず、人のためではなく、自分のために生きるかを考えている人が多い。そんな食うか食われるかという環境の中で、いかに頭を使って考えられるかが大切かを学ぶことができる。

カイジは、ダメ人間だが、ギャンブルになると頭が冴える。周りもよく見えており、運任せのギャンブルはしない。勝つために、演じることも当然する。勝つためのプランが明確であり、必ず勝てるわけではないが、勝機があるギャンブルに手を出す。

カイジから、勝つためには明確なプランと、事前準備の大切さを教えてくれる。そして、勝機のある勝負にしか手をださないことも参考になる。逆境の中で、多くの勝利を収めているが、できれば追い込まれた状態は作りたくないものだ。