ライフプランを若くして考えること

自分が将来、どんな仕事をして、どんな人生を歩みたいのかを考えることはとても大切だ。学生は、就職活動の時期になって焦って自分に適性のない会社を選択して、辞めてしまうケースが多い。だからこそ、若いうちから自分のライフプランについて考えることは重要なのだ。

確かに、自分の進路を考えても、なかなか迷って決めることができないことはたくさんある。時間をかければ必ず見つかるわけでもない。しかし、考える時間と、見本となるものの知識を与えてあげられることが大切だ。人は、自分のイメージできるものにしかなることはできない。だから、自分の目指すべき見本や幅広い知識を子供達に与えてあげることで、子供達の生きる選択肢は広がっていく。そのため、知るということを大切にするべきだ。

学校の勉強というよりも、起業して活躍している人の話とか、専門的な資格を取ってそれを武器に社会で活躍している人の話についてを話してあげるべきだ。良い大学に入って、良い会社に入るだけが正解ではないことを教えてあげる必要があると思う。

実際に、学校の成績が良くても、仕事ができなかったり、メンタルが病んで会社を辞めてしまった人は何人も見てきた。学校の勉強ができると、知識があり、処理能力が高い傾向にある。しかし、柔軟性がなかったり、コミュニケーションが取れなかったりする人は多い。

自分のやりたいことと、どんな人生を送りたいのかを明確にするべきだ。それが、若いうちにできると、自分の今するべきことが見えてくるはずだ。自分の軸を持っている人は、困難にも耐えられる。そんな人を育てたいものだ。