貯蓄と保険

貯蓄と保険は混ぜてはいけない。貯蓄は三角、保険は四角と言われる。貯蓄は定期的に積み重ねていくものなので、だんだんと増えていくことで、総資産額が三角形の形に増加していく。一方で、保険は一定額の保険料を支払うことにより、基本的にはいつでも同じ保証が得られる。

収入保証保険のようなものは、例外となるが、保険料と保証が一定であることを抑えておくべきだ。

保険屋さんは、貯蓄機能を持つ生命保険を勧めてくることが多いそうだ。そして、意外にもその保険に入る人が多い。その保険は、保証が薄く、手数料が高い。何より、早期に解約すると元本割れを起こすことがほとんどであるようだ。

いつどこでお金が必要になるかわからない。そういう意味で、無理に高額な保険に入るリスクは大きいと考えることができる。

保険は保険。貯蓄は貯蓄。分けて考えることが、豊かに、自由に生きるために必要なことなのだ。