労働条件

世の中には、過酷な労働条件で働いている人達がいる。飲食やサービスの仕事は土日祝日に働くのは当たり前だし、土曜日も出勤する週休1日制の会社もある。さらに、サービス残業が当たり前で、1日の半分以上の時間、会社にいるといった状態が日常である人はたくさんいる。

これらの働き方で本人が納得していればそれでいい。しかし、もっと良い労働条件の会社があるにもかかわらず、妥協して愚痴を言い続けながら働くことほどしんどいことはない。

こういった状況に陥る理由はいくつかある。一つは、自分の価値観がよくわかっていないということだ。休みはどれくらいほしいのか、残業はどれくらいできるのか、学生のうちはなかなかイメージしにくいことだが、社会を知り、自分を知ることで、明るい未来が見えてくるはずだ。

二つ目は、価値観が変わることだ。最初は土日が休めなくても、残業が多くても、自分のしたい仕事だから問題ないと思っていたことがいつの間にか家庭を持ったことで休みを重視するようになることもあるのだ。

私はブラック企業は潰れるべきだと思っている。だから、自分自身が働いている会社がブラック企業である場合は、すぐにやめるべきだと思う。しかし、転職活動はめんどくさいし、今働いているという責任感もあってなかなか辞めづらい。良い条件に転職できるようなシステムをなんとか日本社会が作っていってもらいたい。