紙の保険証の廃止について

来年12月に紙の保険証がいよいよ廃止されることになった。それについて反対している人たちもいて、世間はさまざまな意見が出ているが、なぜここまで反対意見が出るのかが理解できない。マイナンバーカードが、保険証の代わりになれば、カードをいくつも持たなくて済むようになる。

さらに、今後自動車運転免許とマイナンバーカードが一体化されるという話もあるので、とてもありがたく思う。転勤して住所が変わるたびに面倒な手続きをいくつも行わなければならない。これは、結婚した女性も苗字が変わると手続きが多いという問題も同じだろう。

便利になることは良いことだし歓迎するべきことだ。現代はさまざまなタスクを抱えている人が多く、少しでもその面倒な負担が減れば生きやすくなるだろう。紙の保険証が廃止されることによるデメリットはあるのだろうか。

正直、副業などの所得を隠したい人くらいしか反対する人がいないのではないだろうか。国にマイナンバーを割り当てられ、管理されることに不快感を持つ人もいるが、それはマイナンバーカードを持たなくても、すでに国民一人一人に番号は割り振られている。

日本はデジタル後進国と言われている。せっかく高い技術を持っているのだから、それを有効に使わないのはもったいない。しっかりと、メリットとデメリットを踏まえた上で、判断や発言をしてもらいたい。