韓流を否定する人

私の友人に韓流を否定する人がいる。韓国は音楽や映画、ドラマなどで世界的な評価を受けている現実がある。私自身も、韓国のドラマにハマっていた時期もある。女性からの支持も高い。エンタメ文化だけでなく、コスメや整形などの文化や技術も充実していると言える。

韓国は日本に占領されていた悪しき過去があり、政治家の人気取りのために、よく反日が使われる。日本が好きと言ってくれる韓国人はいるが、日本が嫌いという韓国人も一定数いると見られる。

日本のメディアでは、韓国の反日に対する運動や訴訟のニュースを報じることで、韓国人が嫌いな日本人が増えている。韓国のドラマ、音楽というだけでシャットアウトしてしまう人もいる。

先日、同性の友人と女性の友人と一緒にお酒を飲む機会があった。そこで女性の友人が韓流にハマっているという話をしていた。そのときから、同性の友人は不機嫌になり、何も話さなくなった。あとで聞いてみると、韓国が好きな人は受け入れられないというのだ。

この友人は悪い人ではないのだが、とても人生を損していると感じた。人それぞれ好きなものは異なるし、好きと嫌いが異なるだけで人を拒絶するのはあまりにも勿体無い。やばい宗教ならまだしも、多くの人にとって価値のあるものが好きなのは否定しなくてもいい。

好きなことがあることは素晴らしい。それが生きる源になったり、仕事になる人もいる。好きなものが思いっきりできる、言える世の中にしたいものだ。