就職しない人達

最近の若者はできれば働きたくないという人が多いような気がする。これは、娯楽が多様化し、ゲームや動画視聴している方が人生楽しいと感じる人が増えたことが理由のひとつなのではないかと思う。

貧しい家庭に生まれれば、なんとかそれを脱しようと勉学やスポーツに励む傾向がある。戦後は、貧しい人がほとんどであったので、皆一生懸命仕事に邁進した。そして日本は経済成長を果たした。現在は何をするにも満たされていて、向上心がある人の方が珍しい状況に思える。

私の友人で、大学を卒業してから30歳までまともに働かなかった友人がいる。彼の家庭は裕福で、住むところも、車も与えられた。お金に困ることがなければ働く必要がないのだ。

今の日本は、貧富の差が激しい。富めるものはどんどん富む。なかなか貧困から抜け出すことは難しい。貧困から抜け出すためには、正社員になることが必須だ。今はいろんな稼ぎ方があると言われるが、普通の人にはなかなか器用な稼ぎ方は難しい。

知識のないものは、安易にバイトに流れる。その時はいいが、10年後、20年後にそれが大きな差となって現れる。そして、今いる自分の状況を国のせいや、周りのせいにする。

だからこそ、バイトと正社員の差を若いときにしっかりと教えておくべきなのだ。それをわかった上でバイトを選択するのは良いと思う。知らないことで、後から後悔することがないような教育体制を整えてもらいたい。