日本の没落

日本は衰退してきていると言われている。円安が進行し、GDPも今や世界第三位になり、日本より人口の少ないドイツに抜かれそうなところまできている。失われた30年と言われることが多く、かつての栄光は消えつつある状態だ。

しかし、過去の歴史を知ることで永続的に栄える国などないと考えることもできるようになる。紀元前は、中国が栄えていた。その後は、日本にまで侵略されるほど、国力を落とした。スペインはかつて無敵艦隊と言われ、大航海時代には、様々な国を植民地支配していったが、近年、経済危機に陥った。イギリスも第一次世界大戦までは覇権を握っていたが、その後は、アメリカに世界の覇権を奪われた。

今、アメリカの経済は強い状態が続いているが、これからどうなるかはわからない。中国が不動産バブルが弾けて厳しいと言われる中でも、通信系の会社やEV車の会社は伸び続けている。アメリカにまで、Amazonに負けないEC会社も進出してきていて、着実に中国企業の力はついている。

インドも人口が伸び続けており、中国の人口を抜いたと言われている。経済発展が著しく、いずれ日本のGDPを超えてくることは間違いない。アメリカ一強でなくなる可能性は大いにあるのだ。

日本も過去の栄光にすがることなく、今と未来に向き合うことが大切なのだ。これからどのようにしていくかを考えていくことが、私たちのするべきことなのだろう。