日経平均株価

先日、日経平均株価がバブル時代を超えて、大きなニュースとなった。現在、日経平均株価は3万9千円代で推移しており、4万円を超えるのではないかと言われている。原因はいくつかある。日本の大手企業の利益が全体的に伸びている。過去最高を記録する企業も多く見られる。

投資の神様であるウォーレンバフェットが日本の5大商社に目をつけたことから、世界のマネーが入ってきていることも大きい。中国の不動産バブルがはじけたことにより、中国は経済的に落ち込んでいる。習近平首相も、あまり経済対策に力を入れていないように海外投資家から見られており、日本にそのお金が流れている。

円安の影響も大きい。日本で暮らしていれば、物価が上がっていることは実感できるが、なかなか円の価値が下がっていることは感じにくい。海外投資家からすれば、日本の円や会社は割安に感じられるのだ。

円安に関しては、日米の金利差が大きいことから、円が売られてドルが買われている状況になっている。また、日本の産業や経済が成長してこなかったことも要因としてある。

これからの日経平均株価はどうなるかは誰にもわからない。ただ、株価が割高か割安かを示すPERという指標で見れば、今の日経平均株価は適正な値となっている。それだけ、ここ最近の日本の大手企業の業績は良いということだ。

株価に一喜一憂せずに暮らしていきたいものだ。