奨学金は、とても良い制度である。家庭が経済的に厳しい場合に、学生が大学や専門学校へ行くことを助けることができる。
お金がないという理由で、進学を諦め、夢を捨てる人はごまんといる。その中でも、奨学金で借りたお金をもとに、大学や専門学校に通うことができ、人生がより充実することにつながる。
今は、格差が広がり、ますます、貧しい家庭はより貧しくなっていき、その数も多くなってきている。奨学金が、子供達の夢をつなぐ大きな役割を持っていることは言うまでもない。
しかし、全員が全員、奨学金を借りるべきだとは思わない。そもそも借りなくても良い場合は、基本余計な利息を払うはめになるので、借りる必要はない。また、せっかく奨学金を借りて大学へ行っても、途中でやめてしまう場合は、お金の無駄になる。
自分への投資のために、奨学金を借りているのに、ただの消費に終わってしまうことにもなりかねない。奨学金を借りるべきかどうかは人による。ただその見極めが難しい。
周りの大人たちがどうアドバイスしてあげられるかが大切なのではないだろうか。