お金について学ぶことの大切さ

キングコングの西野さんの『夢と金』という本を読んだ。夢と金は相反関係にあるわけではない。夢も金も同時に得ることができる。お金があれば夢を叶えることもできるという。

世の中の大人はお金の話をすると、いやらしいとか言う。学校でも、家庭でもなかなかお金について学ぶ機会がない。そのため、自分の夢を夢のまま終わらせる人が後を絶たない。

日本でも、最近投資について学ぶ機会が増えてきている。証券口座を開設する20代、30代の人が増えてきているそうである。

知床半島の遊覧船の会社の事件は有名だ。事件の内容だけでなく、社長の記者会見も酷いものだった。我々国民はあの社長をたたいた。確かに、あの社長は悪かったと思うのだが、なぜあの事件が起こってしまったのかを考えることの方が大切だ。

実は、コロナの影響で知床半島への観光客が激減して、経営がとても厳しかったことが大きいという。経営が厳しいため、船の整備に回すお金がなく、整備不良により、船は沈没した。

もし、その会社がクラウドファンディングなどの効果的なお金を集める方法を知っていれば、あの事故は起こらなかったのかもしれない。お金について学ぶことは多くの人を救うことにもつながるのだ。