金銭欲

お金はあればあるほど嬉しい。では、どのタイミングでもう十分だと思うのだろうか。世の中のお金持ちは、お金を無駄に使わないという。投資の神様と言われるウォーレンバフェット氏は、安い中古住宅に今でも住んでいると言われている。

適切なお金の使い方ができるからこそ、大金持ちになれたのであろう。そんなバフェット氏であっても、未だに投資をしている。余生は遊んで暮らせるほどのお金があるにも関わらず、株式などの金融商品に投資していることが理解できない人もいるのではないだろうか。

私は、35歳にして一人暮らししている。裕福な家庭に生まれなかったが、大学まで行かせてもらった。奨学金を多く借りたことにより、借金は普通の人よりも多かったが、なんとか完済することができた。

借金がないと、みるみるお金は貯まる。元々、物欲があまりないため、ボーナスの使い道は貯金か投資だ。その積み重ねで、400万円ほどの資産を築くことができた。

自慢できるほどの金額ではないが、日々の暮らしで精一杯の時と比べて、気持ち的にも余裕を持って生活をすることができるようになった。

ただ、もっと資産を増やしたい。資産を減らしたくないという欲求が変わらずにある。この欲とこの先もずっとうまく付き合っていかなければならないのだろう。お金の使い道は難しい。