海外への視点

私は海外へ行ったことがない。そのため、海外から見た日本というのは、どのように映っているのかは、人から聞いてみてなんとなくイメージできる程度である。海外旅行に行くことによって、新たな見聞を広めることができるのはよくわかっているが、そのハードルはなかなか高い。

人は見たことあるものや、経験したことであるものはイメージできる。子供の頃に夢はあるかと聞かれたときに、身近なものでしか子供は答えられない。それは、他を知らないからである。広い世界を知ることで、子供達の夢はもっと広がっていくことになる。

だからこそ、外にどんどん出かけたりしたほうが良いし、どんどん本を読んだほうがいい。本の中には、その著者の体験や考えが凝縮されている。外に出ていくことが難しいという場合には、費用対効果の高い読書がおすすめだ。

日本は、海外に比べて治安が良いという。世界では、子供を1人で登下校させることが恐ろしくてできないという国がたくさんあるという。はじめてのおつかいというテレビ番組が海外で人気なのは、子供を1人でお使いさせられる国が普通ではないからだ。それだけ日本は安全ということなのだろう。

貧困率も低い。日本人はどんどん貧しくなっていると言われるが、世界的に見れば豊かな国だ。1人一台スマホが利用できる環境であるため、お金も稼ぎやすい環境にあると言える。これも、当たり前と思ってはいけない。どれだけ日本は恵まれているのか、世界を知ることでもっとそのありがたみがわかるのだろう。