親の介護

日本は、公的介護制度が充実しているという。日本で、鼻に管を通して延命措置を行うのが当たり前だが、アメリカではそれはあまりしないという。アメリカの介護費用は月65万円かかると言われる。一般の人が到底出せる金額ではない。

日本では、月に6万5千円以上の介護費用の負担をしている人の割合が40%いるという。夫婦で年金暮らしをしている世帯でも大きな出費になるのではないだろうか。

親の介護のために、早期離職をする人の割合は15%いる。それ以外にも、親の介護のために転職をしたり、昇進を諦めたりする人も多くいる。介護はお金と手間ががかる。だから、親のためにすることだから仕方のないことだとはわかっていても、負担は重い。

この介護の問題はどうにかならないものなのか考えてしまう。人の世話にならなくてもいいような社会の仕組みができあがればベストではないか。

アメリカのように延命措置を無理に行わなかったり、お互いが助け合えるようなグループを作ったりなど、やり方は様々だ。