人手不足

日本は今、少子高齢化の影響により、働き手が減っている。有効求人倍率はどの県も1を超えていることから、経済状態としては悪くないと楽観視する人もいる。

しかし、高卒者や大卒者の数はだんだんと減ってきていて、優秀な学生の取り合いとなっている。企業は人手不足を解消するために、採用の基準を甘くして、会社で人材を育てていこうと考える企業も増えてきた。

日本では外国人労働者もコロナの影響から解放されて少しずつ増えてきている状態である。外国人技能実習生制度を使えば、企業側は安く外国人労働者を扱えるようになる。しかし、それが、日本人の給与水準の低下をもたらすことにつながったりもする。

これからも、働き手の不足は解消されにくいと考えることができる。そのため、その対応策として、AIなどの技術を利用して、人がやらなくてもいいことを機械やロボットにやってもらえるような社会になっていくことが考えられる。

それができなければ、人が集まらない場合に、工場を海外に移したり、潰したりすることになっていくことであろう。

いずれにしても人がどんどん減っていくことは寂しいものだ。