出会いと別れの季節

転勤の時期がやってきた。お世話になった方が異動されることは、本当につらいものだ。特に、仕事をしていく上で見本となるような先輩が抜けてしまうことは大きい。さらに、友達のような付き合いをしていた方が抜けることも、寂しくなる。

転勤がある職場で働く以上は、必ず別れがある。その別れの時期になったときに、後悔しない付き合いができたことが大切になる。もっと関わっていれば良かったとならないように、普段から学べるものは学び、楽しむときは、一緒に楽しむ。この実践が日々意識してできていると、悔いは残りずらい。

この人がいなければだめだという組織はあってはならないと思う。ある程度の力がある人、誰でもうまくいくような組織を作らなければならない。そのために、規定や目標、システムがある。ある程度自動化できるところは自動化して、そのシステムに人を乗せるだけでいいようにすればいいのだ。

その組織に大きな影響を与えていた人が、その組織から抜けることは、重大なことだ。でも、残された人たちでその組織は回していかなければならない。できないことは当然ある。でも、その人自身ができなくてもチームとしてできていればそれでいい。当然後任の人の方が長けている部分はある。

組織の入れ替えが必ずしも悪い方向にいくとは限らない。その組織をどうしていきたいかというビジョンのもとで、どうその組織を動かしていくかをよく考えなければならない。