今勤めている勤務先では、毎年のように退職者や病休をとる人が出ている。この状況から、決して働きやすい環境ではないと言える。
原因としては、仕事が偏り過ぎているとか、サポート体制がしっかりしていないとか、組織としてうまく回っていないことがあげられる。若い人が多いことから、エネルギーはあって、勤務時間は長いが、見通しが持てないために、心身の負担は大きい。
真面目な人も多い。夜遅くまで残業したり、休日出勤を普通にしている。仕事が楽しくて職場に来ている場合はいいが、仕事が終わらず、嫌々来ている人も少なくないだろう。
まず、これは管理職に責任がある。職場を若手で固めて、バランスを崩してしまっていることに原因がある。また、人事にも問題がある。上に立つリーダーのポジションに、どう見ても適性のない働きたくないおじさんを当てている。自分の好きなことしかやらないので、チームとしての負担は大きい。
この人事に関してはどう嘆いても変えることができない。だから、自分のできることは何か考えた。まず、最低限自分の仕事は責任を持って果たす。そして、組織がうまく回るように支援する。さらに、苦しんでいる同僚に声をかけたり、励ましたりする。
苦しんでいる同僚への声の掛け方は難しい。言葉のチョイスによく悩む。ただ、これ以上大切な仲間を失いたくない。だから、少しでも話を聞いたり、愚痴を聞いてあげて、気持ちが楽になってもらえればいいと考えている。