専門学校への選択肢

先日、様々な学科、コースのある専門学校の先生と話をする機会があった。もともとは、簿記や情報などのビジネス系の学校であったが、今では幅広いコースが選択できる。今の多種多様な世の中には必要不可欠なものであることは間違いない。

専門学校では、企業とのつながりがあり、そこから求人をもらっている。こういう生徒がほしいという需要に対して、それに合うような生徒を紹介していくことで信頼関係が生まれているようだ。企業の要望としてはコミュニケーションはもちろんだが、パソコンスキルや簿記の知識が必要だという会社が多いという。

パソコンスキルとは、ExcelやWordソフトを基本的に使えるようになってほしい。簿記の知識があると、お金に関わる仕事をさせやすくなる。そういった状況があるため、専門コースの授業だけではなく、簿記やパソコンを学ぶ時間も3割くらい確保するようにしているという。

社会に求められていることに対して、柔軟に対応していることに好感を持てた。また、就職させるなら、母体のしっかりしたような、待遇の良い、ずっと続けられる会社が良いと話していた。ブラック企業は世の中にたくさんあって、そういった企業に就職しなければ、そういう待遇の悪い会社はどんどん淘汰されていく。

どうにか良い会社を日本社会に残していくためにも、学生の就職先は大切であり、専門学校の先生の役割は大きい。頑張ってもらいたいものだ。