サイドFIREという考え方

FIREという言葉が徐々に、世間に浸透してきたように感じる。FIREとは、働いても働かなくてもいい状態、つまり経済的自立を達成した状態をいう。生活費が資産所得に収まった状態だ。

金融資産が1億円あれば、年利4%で運用すれば400万円の収入が手に入ることになる。年間400万円、月33.3万円あれば、私は十分豊かな生活を送ることができる。年利4%も現実的な利回りだ。つまり資産1億円あれば、働かなくても良い自由が手に入る。しかし、そこまでの道のりが果てしなく長い。そこで、サイドFIREという考え方に出会った。

サイドFIREとは、生活費を資産所得でまかない、贅沢費は労働でまかなう考え方だ。FIREのように働くことを捨てない状態だ。しかし、働きたくなければ、贅沢をしなければいいだけだ。必要最低限の生活費を資産所得でまかなっている状態なので、働かなくてもギリギリの生活は一生続けることができる。

サイドFIREであれば、目指すべきゴールまでの道のりは短くなるし、何より、我慢をしなくて良い。価値観の変化によって生活スタイルを変えていけばいいのだ。このサイドFIREを目指して、生きていきたい。