職場環境

先日、飲み会で職場の後輩が今の職場を辞めたいと考えているという話が出た。どれだけ本気かはわからなかったが、そういった話が出ること自体とても悲しい気持ちになった。原因は、職場の人間関係によるものだ。

明らかに問題があるにも関わらず、その真面目な後輩がその問題を指摘しても、誰も肯定してくれず、味方になってもらえない。その問題を放置したまま、時が流れるため、問題はもっと悪化していき、職場の働く環境はもっと悪くなる。

私は、その後輩と部署が違うので、話を聞いて、励ましてあげるくらいしかできなかっかことが悔しい。その後輩に話したのは、「あなたの感覚は正しい。私も同じことを感じる。しかし、同じ職場でも、感覚の違う人はたくさんいる。今回は、あなたと感覚が違う人があまりにも多いから、現状が変わらないことは仕方のないことだ。」と伝えた。

さらに、「人はすぐに変わることはできない。だから、変えられないことを嘆くのではなく、自分の視点を変えていくことも大切だ。」と伝えた。

経験を重ねれば、できる仕事も増えていき、ゆとりが生まれる。柔軟な発想や対応もできるようになっていく。そうすると、仕事の中で楽しみが増えていく。その楽しみが少しでも多くできるように、職場環境を良くしていきたいと感じた。