愚痴が言える存在

職場で愚痴を言うと、周りに悪い影響を与えると思い、気をつけるようにしている。今の職場が慣れてきて、経験値も上がり、周りを指導したり、引っ張っていく場面もでてきた。後輩に対して職場の悪口を言った際に、それが、後輩に悪影響だと感じ始めた。

上司が言っているのだから、自分も言っても大丈夫だと思ってしまうだろう。特に若手には、職場の悪口を言ってもらいたくない。なぜならば、仕事ができないことを他人のせいにしたり、環境のせいにしたりしてしまうからだ。

若手は、伸び代が大きい。そのため、自分のどこが悪かったのかと、反省する機会はとても重要だと思う。そこで、愚痴を言う癖がついていると、なかなか反省するまで至らなくなり、当然、成長にもつながらない。

悪口が飛び交うような職場に、居続けたいと思う人は少ないだろう。良い雰囲気の職場であれば、良い人が集まる。だからこそ、職場では、悪口を言うことは控えた方がいいと気づき始めた。

愚痴る場が無くなったので、昔からの付き合いのある友人に今のところ頼っている。その友人は、思ったことをずばっと言ってくれ、自分が悪ければ、厳しい指摘をしてくれるので学びにもなる。その友人は、負担になっている可能性が高いが、自分自身はお陰で救われている。自分も、今度は聴く側に回って、周りの大切な人のガス抜きをしてあげたい。