生産性をあげるためには、いかにやらないことを作るかが大切である。人の時間は24時間しかなく、平等に与えられている。それで、生産性を他の人よりも高めたいと思えば、能力以外のところで、やらないことを実行する勇気が求められる。足し算だけでは、仕事はできるようにならない。引き算の考え方が大切なのだ。
やらないことを決めることでいくつかのメリットがある。まず、時間にゆとりができて、本当に大切なものについて考えることができるようになるのだ。また、やらないことを決めることで、自分の得意に振り切れるようになる。そして、チームの生産性が上がり、良いチームを作ることができるようになる。
私のやらないことリストを紹介する。
① 難しいことはやらない
② 完璧を求めすぎない
③ 全部自分で仕事をしない
④ 単純で簡単な仕事をしない
⑤ 嫌いな仕事をしない
⑥ 自分の価値観の合わない人とは仕事をしない
⑦ 会いたいひとにしか会わない
⑧ 義務のプレゼントをしない
⑨ 誰かに依存しない
⑩ 原因を他人におしつけない
これらはすべてできているわけではない。これらをできるようになれば、より生きやすくなると考えていて、実践したいと感じているものである。日本人の生産性を少しでも向上させることに貢献したいものだ。