人の育て方

人を育てる方法に正解はない。ただ、何か信念をもって教育してあげることで、大きく成長できる可能性が高まる。私は子供はいるわけではないが、私の経験や本で学んだことから、人を育てる方法をいくつか紹介する。

① 課題を与えたら、すぐに答えを教えない

社会に出れば、答えをすぐに教えてもらえる環境などない。子供の頃からどれだけ自分の頭で考えることができるかが大切になる。大人はヒントは教えるにしても、課題を与えたら答えをすぐに言わないようにしてほしい。

② 存在自体を絶対的に肯定する

存在しているだけで十分だ。自己肯定感は生きていく上でとても重要である。自己肯定感が高まれば、自分は失敗しても良いと感じ、様々なことにチャレンジするようになる。そしてそれが自信になり、成長に繋げることができるようになる。

③ 得意なことを褒めてあげる

日本は減点社会だ。テストで80点をとっても、次は、90点を目指すように言われる。80点でも十分すごいのに、認めてもらえず、勉強の面白さを阻害する例は多い。人それぞれ得意なことは異なる。得意なことを褒めてもらうことで、それが自信となり、モチベーションを高めることに繋がる。

親という漢字は、木の上に立って見ると書く。親の役割は、いくつかの方針を作り、徹底し、あとは見守ることだ。周りに流されない芯のある人間になってもらいたい。