フレックスタイム制

職場でフレックスタイム制を導入する動きが出てきた。基本の出勤時間を30分〜1時間ずらすことができ、その分退勤時間を遅くする流れらしい。子育て世代はありがたいと感じているかと思う。しかし、今の職場は打ち合わせを朝一に行っていてそれができなくなるデメリットがある。

朝一にしていた打ち合わせができない分、他でやることになる。果たしてそれが効率的なのかどうか疑問に思ってしまう。今の職場は朝にだけ、全社員での打ち合わせを行った後に、それぞれの部門に分かれて打ち合わせを行っている。

朝の打ち合わせの情報の共有はとても有効だ。パソコンのシステムに伝達事項を載せることもできるが、正直直接言った方が相手に何倍も伝わりやすい。普段忙しい社員も朝には出会うチャンスが訪れるので、その機会を逃すと会話するチャンスが失われる。社員同士のコミュニケーションが取りづらくなり、意思が伝達しにくくなるのではないかと考える。

働き方改革で今の制度にメスを入れようとすることはとても良いことだと思う。しかし、改革をした時のデメリットをしっかりと補うことができるかどうかを吟味する必要がある。温故知新。古き良き伝統を生かした上で、新しい改革を行なってもらいたい。