時間単価の考え方

時間単価で考えられるとより豊かになる。お金持ちは時間単価が高い。時給5000円稼ぐ人はざらにいる。まずは自分の時間単価を計算することが大切だ。

まず、月額の収入を出す。そこには、交通費などの手当やボーナスも含めて考えてみる。年収を計算してから12で割り、一月あたりの収入を出しても良い。

次に、一月あたりの労働時間を出す。今回は、通勤時間も含めて算出してみる。通勤時間も労働と捉えて、どれだけの時間を仕事のために使っているのかを知ることになる。

一月あたりの収入を一月の労働時間で割る。これにより、自分の時給が算出される。例えば、年収が480万円でのとき、一月あたりの収入は480÷12=40万円だ。

労働時間が一日10時間である場合は、一月の労働時間は、10×20日=200時間だ。

40万÷200時間=0.2万円、つまり時給2000円だ。これでシュミレーションをしてみると、いくら年収が高くても、労働時間がながければ、時間単価は大きく下がる。いかに年収を上げて、労働時間を減らすかが豊かな人生には必要になってくる。

この考え方をすると、友人や家族との時間や趣味の時間は時間の浪費と捉えられてしまうが、プライベートの時間は、別に考えるべきだ。プライベートの時間については、時間の浪費こそ豊かさに繋がるのだ。そこを分けて考えることが大切だ。

時間単価の考え方ができると、時間を上手に使うことができるようになる。生産性の向上には欠かせない考え方だ。