劣等感

先日中学時代の友人と飲む機会があった。昔から定期的に会っていて、何でも言い合える仲である。そんな友人が、同じ中学の同級生で、メディア関係に就職して年収1000万円を超える羨ましい友人と比べ、劣等感を感じていると話していた。彼は昔から、上から目線でものを言い、自分より下と思った人に対してのあたりが強かった。上昇志向を持ち、おそらく仕事ができる部類に入るのであろう。そんな中学時代から、上位カーストに属していた友人は、社会人になっても輝いていて敵わないと周りは思ってしまうのだろう。

年収で人の価値は決まるものではない。確かにお金を持っている方がお金を自由に使うことができ、自由度が高いことは間違いない。しかし、お金で買えるものには限界があり、お金持ち=幸せではない。

人間性がなければ、人は上辺だけの付き合いになる。友達がいなければ、充実した時間を過ごすことはできない。お金以上に大切なものは確実にあるのだ。

やりたいことや、自分の夢があって、その目標のために目を輝かせて生きている人こそが本当の幸せな人なのではないだろうか。

だから、今の人生が楽しいと自信を持って堂々と言える人こそ勝ちだ。だから劣等感は今すぐ捨てるべきだ。