選挙の投票率

先日、宮城県議員選挙が行われた。投票率が低いというコメントを見て自ら調べてみると、驚きの結果だった。今回の投票率は35.93%であり、前回の4年前の選挙よりも1.13ポイント高いと言えど、かなりの低さであった。

前回の衆議院議員選挙の投票率は50%を超えている。地方の選挙は注目されにくい部分もあると思うが、県民の選挙への関心のなさが浮き彫りとなった。

選挙に行かない理由としては、めんどくさいとか、どうせいっても変わらないとか、忙しいとか、わからない、関心がない等様々だ。最近はSNSが普及して、芸能界や企業などが攻撃を受けて、国が動くということまでなりうる社会となっている。

だから、国民が声を上げることは意味のないことではなく、むしろ価値のあることなのだ。選挙に行くことで、自分の考えが社会に反映させられる。個人が社会の一員となれる良い機会となる。選挙に行くことは、社会のためにも自分のためにもなる。

投票率を上げるためには、影響力のある人が出馬したり、選挙に行くことと呼びかけたりすることが大切だ。しかし、それでは、短期的な解決策にしかならないので、子供達への教育が大切になる。さらに、会社で社員を育てることも考えてもらいたい。

社会全体が問題意識を持って、少しでも社会が良くなるような動きをしてもらい、それを応援できる社会にしたいものだ。