美容業界

美容整形の需要が高まっており、医師も美容整形の方に流れるようだ。保険診療の3年目の勤務医の年収は600万であるという話を聞いた。その一方で、美容整形の業界だと、若くして年収2000万〜3000万を稼いでしまうという。

そのため、外科や小児科の医師不足が嘆かれている。医学生は高い学費を支払う。そのため、もとを取らないとやってられないという心理が働く。また、若くして大金が欲しいと思うのも人の素直な感情であり、自然だ。

医師になるに人は、人のために信念を持って仕事を選び、仕事をするべきだという期待はあるかもしれない。しかし、時代は変わり、コスパで人のためにという思想だけでなく、自分のために働くことも大切な時代になってきた。

美容整形には、技術が必要であり、優秀な医師のもとに人は集まる。さらに技術だけでなく、経営能力も必要だ。高須クリニックや湘南美容外科クリニックなどはその成功例だろう。人のために働きたいと思える社会作りとともに、個人の移行も尊重してあげられる社会になってもらいたい。