人生は自分が思った通りにならない。昔と違い、職業選択や結婚の自由が与えられ、自分の望む未来が手にできるかというとそういうわけではない。希望する職種に就くことができたとしても、自分のやりたい仕事ができない場合もある。つきたくない役職を任されてしまうことだってある。
自分の人生は自分で決めるべきだ。人に決められたレールの上を歩むのは、ワクワクしないし、つまづいたときにそれを人のせいにしてしまうようになる可能性だってある。周りの意見を参考にしながら、自分の生きたい人生を歩むべきなのだ。
会社に入ると、周りから期待されず、適切な評価をしてもらえなかったり、逆に、予想以上に評価されてしまい、責任の重い仕事を押し付けられたりする。
そこで文句を言っていても仕方がない。人事というものは、必ずみんなが納得できるものにはならないのだ。必ず誰かは妥協しなければならない。だから、変えられないことを主張するのではなく、変えられることに目を向けていくべきなのだ。
与えられた役職で楽しみを見出したり、自分の役職から得られるスキルを磨いたりなど、そこで何ができるのかを考えられる人が、人生を楽しみ、より豊かに生きることができるのではないか。
