自信を持つこと

自信には2つの側面がある。自分の才能を知り、それを発揮できると自分自身を信じること。そして、自分ができないことの境界線を知り、それを自覚した上での行動をとることだ。

人はよく自信を持てと言う。自分の苦手と思うことに自信を持てと言われてもなかなか難しいし、できると思ってもなかなか上手くいくことはない。簡単なレベルまではできるようになるかも知らないが、人には向き不向きがあり、一定のレベルよりも上にいくには、才能と熱量が必要になってくる。

人生の時間は有限だ。できないことややりたくないことに時間を使うよりも、得意でやりたいことに時間を使ったほうが必ず良い人生になる。

だからこそ、自分を知ることが大切であり、自分がどこまでできて、どこからができないのかを分析できる力がその人をより生きやすくする。

今の世の中は、何をするにも自由だ。働く自由、働かない自由、遊ぶ自由など様々だ。その自由な社会でできないことややりたくないことに時間を使っていることほど無駄なことはない。

できないことを受け入れる勇気、人と比較しないで自分らしく生きることができれば、その人はそれだけで楽になり、豊かに生きることができるようになるのではないか。