物価高騰から感じること

物価の高騰がとまらない。コンビニのアイスが100円ちょっとで買えたものが、今では、160円程度になっている。それは、アイスだけでなく、世の中の食料のほとんどが値上げしている。

よく、緩やかなインフレは、経済に良いと聞くが、ここまで急激にものの値段が上がると、買い控えが起こってしまう。コロナ禍ではなくなったため、お金を使う機会が増えてきているおかげで経済はうまく回っているように思えるが、人々の生活は確実に厳しくなっている。

特に、低所得者や、高齢者にとってのダメージは大きい。初任給が上がったという人は多いかもしれないが、中小零細企業は、社員に還元できる企業体力がない場合も多い。高齢者は、物価が上がってもほとんど年金の支給額が上がることはない。彼らにとって物価高騰は死活問題なのだ。

物価高騰の原因は、原油価格の高騰や、ロシアウクライナ戦争、円安など様々な政治、経済の問題が絡んでいる。

個人で対策ができる人はいいかもしれないが、弱い立場にある人達を守る仕組みが必要なのではないだろうか。