電気代値上げ

6月から各電力会社が電気代値上げを発表した。私が暮らす東北地方は平均24%の値上げになるという。過去に発表されていた数値よりは低くなったものの、生活に大きな影響を与えることは間違いない。

この背景としては、エネルギー価格の高騰や原子力発電所の停止、ロシアウクライナ戦争など、様々な要因が重なって起こっていることだ。今後、大きく国が方針転換するというような見込みもないことから、更なる電気代値上げも想定しておかなければならない。

6月から国民の生活費は間違いなく増える。食料品や生活用品も値上げされている。4月から、各大手企業は初任給アップを公表している。しかし、労働者全体の賃金はあまり増えていると答える人は少ない。賃金が上がれば、生活費が多少上がっても、人々の負担感は薄い。しかし、実質賃金は下がっているのが現状だ。

今国民がするべきことは、節約だ。電気代が上がっているにも関わらず、今までと同じ生活を続けていけば、自由に使えるお金は減っていくことになる。できるだけストレスのかからないところで、生活の満足度を下げない工夫で、この電気代値上げをしのいでいくべきだと考える。昨日よりも明日の暮らしが良くなっていく。そんな生活を送りたい。