若くして投資することは無意味なのか

若い時には、お金は使って経験に投資をするべきだという人が多い。確かに、自分自身も若い時の経験が今に生かされていると感じることは多い。遊びで得られたことは、計り知れない。それだけ若い時の経験は財産になる。

遊びだけではなく、資格のスクールに通うなど、自己投資にお金を使うべきだと考える人もいる。若い時に、資格を取れば、将来自分自身の収入を上げる手助けになる。

最近、株や投資信託に投資した方がいいという言葉をよく聞くようになった。しかし、若い時にそういった金融資産に投資をすることはどうなのかという意見もある。なぜならば、投資で得られる利回りはせいぜい5%程度であり、お金を稼ぐ力を持っていない若者が投資をしても、お金はほとんど増えないからである。

しかし、私は5年ほど前から投資を始めていて、自分自身変わったと思えることがある。金融資産は安定的に増えているのだが、それ以上に無駄なものにお金を使わなくなった。これは、投資をすることで、価値のあるものは何なのかを見極める目を養うことができた。そのおかげで、価値のないと思えるものに一切お金を使わなくなった。

つまらない人生と言われるかもしれないが、投資をしていることで、少しでも資産を増やしたいと思うようになり、パチンコなどのギャンブルはやらなくなった。逆に家族へのプレゼントなどを堂々と送ることができるようになり、お金を使う力も磨かれた。

若い人だからこそ、少額からでいい。投資を始めてみよう。それこそが最大の自己投資になる。